技術紹介

スクリューの製作

スクリューはすべて内作

弊社のスクリューフィーダーに使用しているスクリューは、すべて自社工場内で設計、製作されています。

標準のスクリューは、スクリューの羽根をフラットバー(細長い平板)に熱をかけながら等ピッチでスクリュー形状に巻いていきます。その後、中央にシャフトを通してから溶接で付けていきます。

この溶接付けも点付けではなくすべて全溶接を標準としています。
理由は、溶接されていない箇所の隙間に粉体原料が入り込むと洗浄しても取り除けないためです。食品レベルまで標準対応している製品作りでは当然の対応と考えています。

医薬品業界や一部食品製造向けに納入する場合には、スクリューの表面にバフをかけてピカピカに磨いた状態で仕上げます。
粉が付着しにくいという利点もありますが、仮に付着しても取れやすくなりますので、高いサニタリー性を求められる場合には必須の処理になります。