大容量で500Lとか1000Lクラスのホッパーで原料が詰まって出てこない。
ノッカーやバイブレータを装着しても効果がなく、外側からハンマーでガンガン叩いたり、上から棒で突っついたり苦労している・・・このようなトラブルでお困りではありませんか?
ホッパー内のブリッジ破壊には、やはりアジテータで物理的に壊すやり方が効果的です。
しかし数百Lクラスの大容量ホッパーへホッパー全体を撹拌できるアジテータ(撹拌羽根)を装着するのはなかなか大変です。
そのような場合には、ホッパー排出口から上に向かってバー(羽根)を立上げ、コーン部分を円周方向になぞることで、原料に動きをつけて排出しやすくするタイプの「下付けアジテータ」が効果的です。
一般的にブリッジしやすいのは排出口部分ですので、ここを崩してやると上の部分は比較的排出しやすくなる傾向にあります。
原料の排出口は、スクリューフィーダーやエアー搬送の吸引配管が接続されるケースが多いと思います。
大容量ホッパー内のブリッジを解消し、スムーズに排出できるようになることで、次工程へ安定した原料供給が可能になります。