スクリューフィーダーで供給する粉粒体原料にも色々な特性があります。
粒体でいえば一般的な樹脂ペレット、粉体でいうと珪砂などさらさらな粉の場合、原料供給自体はブリッジもなく大変扱いやすいのですが、それゆえの問題もあります。
計量後、スクリューが停止しても原料の流れがよすぎるため、余分な原料まで流れ出てしまうことがあります。するとせっかく計量した原料の量が合わなくなってしまいます。
その対策として、スクリューフィーダー先端にシャッターを取付ける方法があります。
これだとスクリュー停止後、瞬時にシャッターを閉めることで余分な原料が流れ出るのを止めることができます。
粉を撹拌槽などへ供給する場所にスクリューフィーダーを設置した場合は、湿気対策としても効果があります。スクリューを運転するときだけシャッターを開け、停止と同時に閉める、という単純な構造です。
通常、開閉機構には、エアシリンダを使用します。
フィーダー先端にクランプで後付けする方法も可能ですので、漏れ対策を必要とされる場合にはご相談ください。