食品工場や化学工場で、小袋充填を手作業やスケール式に頼っている現場では、
・1袋ごとの計量に時間がかかる
・作業者によって作業スピードにバラつきが出る
・生産量アップに人手が追いつかない
といった課題がよく聞かれます。
実はこれ、原料特性と計量方式のミスマッチが原因になっている場合があります。
本記事では、ゴマ・調味料・コーヒー・洗剤顆粒などの 粒状原料の小分けに最適な方式についてわかりやすく解説します。
粒状原料の小分け充填で誤差が起きる理由
粒や粗い粉末は、見た目以上に流れ方が複雑です。
・粒の形状で隙間が変化し、比重が一定でない
・湿気や静電気で付着・粉だまりが起きる
・計量式だと供給と停止の時間が発生して遅い
つまり、重さで測る方式は遅くなる傾向があります。
計量方式の違いと向き・不向き
●重量式(計量式)
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 精度が高く、粉体全般に対応可能 |
| デメリット | 計量速度が遅い/設備が複雑になる |
●容量式(マス式)
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 高速・安定・操作が簡単/装置がコンパクト |
| デメリット | 比重変化がある原料は微調整が必要 ブリッジが酷い原料や微粉には不向き |
➡ 粒が大きく、流動性がある原料には容量式がベスト
原料別:どちらの方式が向いている?
| 原料例 | 最適方式 | 理由 |
|---|---|---|
| ゴマ(白・黒) | 容量式 | 粒が揃っていて流れやすい |
| 粒状調味料(だし顆粒等) | 容量式 | 飛散が少なく安定充填 |
| コーヒー粉(粗挽き) | 容量式 | 比較的流動性が良い |
| 洗剤顆粒 | 容量式 | 粒形が安定、摩耗も少 |
| 微粉(片栗粉など) | 計量式 | 付着、流れが悪い |
食品でも化学でも、顆粒状または粒径が大きめの比較的流れがよい原料に対して有効です。
容量式が省人化に効く理由
・本体が小型 → 既存ラインへ組み込みやすい
・手作業から段階的に自動化へ移行できる
・分解洗浄が簡単 → 品質管理面も安心
・女性やパートさんでも扱いやすい
→ 人手不足対策に直結
すぐに使える設備選定チェックリスト
以下に当てはまる数が多いほど容量式との相性がよいです。
・流れのよい原料を扱う
・1分間20袋ほどの充填スピードが必要
・小袋(50~500g)充填が中心
・原料切替えが多く、洗浄性が重要
・設備投資を抑えつつ省人化したい
・ラインの空きスペースが少ない
3つ以上なら検討する価値大です
適切な選定には原料テストが最速
同じ原料名でも、
・粒度
・含水率
・表面性状
・添加剤の有無
などで原料の挙動が変わります。
だからこそ、原料テストは欠かせません。
粒状・粗粒粉の高速小分けには「容量式」が最適
粒が大きい原料の小袋充填を
高速に
作業者に依存せず
衛生的に安定した作業
を実現したい現場では、容量式が大きな力を発揮します。
・計量値のバラつき改善
・充填速度のスピードアップ
・洗浄性の向上
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